今のこの瞬間に120%の心をこめる【起業物語5】

前回の起業物語はコチラ

起業物語1 
⇒起業から3年経った今
起業物語2 
⇒起業してからの泥臭い日々を誇りに思える今とその理由
起業物語3 
⇒芸術作品を創りたいと思ったことは一度もない。だから今がある
起業物語4 
⇒自分の傲慢さに気付くことの大切さ

今のこの瞬間に120%の心をこめる【起業物語5】

起業してからしばらくは、孤独で反応がないショップ。新しいデザイン生み出しても、反応もない。

この形斬新!!他にないよ!!って鼻息荒く意気揚々と仕入れた大量のガラスカップが、フタをあけてみれば、品質がめちゃめちゃ(汗)返品不可で真っ青なんてこともあった。

勢いだけでは何もできないことを学んだ。最初の半年はトライしてはエラーばかり。提携先酒屋さん店頭や知り合いの口コミ、検索でポツポツ問い合わせや注文がある程度。

モチベーションあげるのに必死でした。
それでも、グチはいわなかった。
誰かに負けてもいいけど、自分には負けたくなかった。

メールの問い合わせ一つが宝物のように大切なもののように思えた。
(その思いは大きくなった今でも決して変わらない。)

星の数ほどあるネットショップがある現在、検索にも簡単にはひっかからない。それでも見つけてくれた。私の作った商品を大切な方への大切な記念日にプレゼントしたいと思ってくれ今目の前にいるお客様にひたすら全力投球した。徹底的に耳を傾けることに集中した。涙がでるほど嬉しかったんです
心からなんでもしたかった。

「還暦なので赤いラッピング用紙にして欲しいんですけど!」
「居酒屋なので暖簾のイラストにお店の名前書いてほしいですけどやってもらえませんか?」
「生まれ年の干支を入れてもらえませんか?」
「お父さんが鉄道会社に勤めているので、電車のイラスト入れて欲しいんですけど。。。」
「ドンペリに彫ってほしいんです!ラベルははがさないでください!箱付がいい。。」

etc・・・

時間がかかってもやりたかった。だから喜んでさせてもらった。本当に喜んでくれた。だからその後、了解をもらって、できることはショップに反映していった。

もっともっと一人でも多くの人に喜んでもらいたいと思ったから。その方法を考えた。声を聞いた。やり続けた。

気がつけば、ショップが加速度的に大きくなっていっているのに気付いた。
リピーターさんが増えていた。
いかに私が独りよがりで恥ずかしくなるほど空回りしていたのか、今ならとてもよくわかる。

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  • 2009/09/07 19:34:48
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