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起業物語1 
⇒起業から3年経った今
起業物語2 
⇒起業してからの泥臭い日々を誇りに思える今とその理由
起業物語3 
⇒芸術作品を創りたいと思ったことは一度もない。だから今がある
起業物語4 
⇒自分の傲慢さに気付くことの大切さ
起業物語5 
⇒今のこの瞬間に120%の心をこめる
起業物語6 
⇒お客様はデータではない

忘れられないお客様からのメール【起業物語7】

最終章は、今のアトリエココロ、これからのアトリエココロのあるべき姿、信念を揺ぎ無いものにして下さったあるお客様から過去にいただいたメールをご紹介します。

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埼玉県熊谷市
Y・K様より

この度は、突然、急なご依頼にも関わらず快くオーダーをお受け頂き、本当にありがとうございました。

先日、誕生日を迎えた仲間のパーティーが今晩執り行われ、アトリエココロ 様のお陰で、本人&仲間一同、ホントにッ最高~な夜を過ごすことが出来ました。

本人は、ステキなボトルに自分の名前が彫られてあり、《世界一旨いシャンパンぢゃ!》と、とっても驚き喜んでおりましたo(^^o)(o^^)o

また、商品受け取りについても、指定日指定時間到着はもちろんバッチシ!!アトリエココロ 様なら今後もお任せ出来る!と安心(*^-^)b……したのもつかのま、箱を開けると、アトリエココロ オーナー畠山様からの温かみ溢れるメッセージが!!

この、贈り物シーズンで忙しい時期にもかかわらず、急なご依頼を快くお受け頂いた上、このようなハートフルなおもてなしには感激致しました。

箱を開け、メッセージを拝見してからパーティーへ向かう道中、これから待つ楽しい時間のアプローチを受けたかの様に、本当に気持ちのいい心地でパーティーに参戦出来ましたo(゜∇゜*o)(o*゜∇゜)o~♪

私がオーナー畠山 様とお話をしたのはお電話にてたった数分。 にも関わらず、クライアント1人1人に精神誠意のおもてなしを振るう、オーナー様の心意気に触れ、日頃ホテルでコンシェルジュを勤める私は感銘を覚えた、と言っても決して大袈裟ではありません。

実は今まで、レリーフなど他社を得意にしておりましたが、今後一切のご依頼はアトリエココロ 様にお願いして参りたいと思います。

プライベートではもちろんp(^-^)q仕事の場面でもご依頼立てる事があるかもしれません。その際にはまた、よろしくお願い致します。

これからが贈呈品シーズン本番、急な冷え込みの折り、お風邪など召されませぬようご自愛のほどお祈り申し上げます。

この度は誠にありがとうございました。

★.。.:*・゜★.。.:*・゜★.。.:*・゜★.。.:*・゜★.。.:*・゜★

こちらこそ本当にありがとうございました。

お忙しい中このようなお声を届けてくださったお心遣い、心から感謝致します。

Y・K様とお電話でお話したときに、パーティーでボトルをプレゼントされることをお聞きしていたので、提携先酒店店頭でこの時期このシャンパンについていた専用クラッカーを酒店でもらって彫刻ボトルと一緒にお箱に入れさせてもらいました。

世界で一つの名前入りギフトを大切な方にプレゼントしたいというお客様の特別な想い、形、愛情、そしてその世界で一つの愛のドラマに毎日触れさせてもらっている。
決して当たり前ではない日常がそこにある。

お客様と一緒に歩んできたアトリエココロ。
それを決して忘れず、これからも歩み続けます。

ここまで起業物語をお読みくださった皆様、長文にお付き合いくださり本当にありがとうございました。

起業物語・完

【2015年5月10日:畠山加筆】
アトリエココロを創業して3年後の2009年にアメブロで書いていた起業物語です。あれから7年の月日が経ちました。
今読み返してみて、原点は変わっていないけれど、アトリエの状況の変化につれ、自分自身も大きく変化し、今の自分にはなかなかこういう文章は書けないなと感じています。
2009年の頃の自分を愛おしく感じます(笑)

アトリエココロを始めた原点、そしていつも、目の前にことにまっすぐに向き合い続けてきたことは今も同じです。

来年は創業から10年。大きな節目に、この後の続編の起業物語を書いてみようと思います。

 ⇒代表・畠山への取材、講演のご依頼についてはこちら

  • 2009/09/10 19:44:47

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起業物語1 
⇒起業から3年経った今
起業物語2 
⇒起業してからの泥臭い日々を誇りに思える今とその理由
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⇒芸術作品を創りたいと思ったことは一度もない。だから今がある
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⇒自分の傲慢さに気付くことの大切さ
起業物語5 
⇒今のこの瞬間に120%の心をこめる

お客様はデータではない【起業物語6】

名前、メッセージ入りの世界で一つの中には、世界で一つの愛のドラマがある。

物が溢れている今、どこでもなんでも手に入れられる時代。
そんな時代に、名前、メッセージを入れた世界に一つをプレゼントしたいという愛情がある。形がある。

「彼女に誕生日にあげたいんですけどどんなのがいいっすかね?(照)」

「バレンタインデーにサプライズであげたいんです!」

「社長の誕生日にみんなであげたいんですけど、写真彫刻ボトルどんなデザインありますか?」

「結婚5周年だから彼女を驚かせたいんです(^0^)」

日々のやりとりをさせてもらう中で、忘れかけていた感情が蘇ってくる。

現実的で、冷めた部分があるとずっといわれつづけた私が、熱い想いを形にすることの大切さ、喜んでほしい、と考えてその想いを実行することの素晴らしさをお客様から教えてもらった。

ショップとしての効率は必要。仕組みも必要。売り方も必要。戦略も必要。
大きくなろうとすればするほど、必要。夢だけじゃ、理想だけじゃ食べていけない。

でも、一番大切な原点を忘れちゃいけない。

「お客をデータとして扱うと、あなたの会社もデータとして扱われる。」
By神田昌典

お客様はデータではない。データだと思ったことはただの一度もない。

でも心に刻まなきゃいけない。忘れちゃいけない。
大きくなってくればくるほど、忘れちゃいけない。

今、この瞬間、目の前にいるお客様を大切にする、求められている100%ではなく120%をショップとしてどうしたらできるか考える!

なぜ、アトリエココロを選んでくれたのか?
きちんと向き合ってる?耳を傾けられている?

独りよがりの想いだけで頭いっぱいになっていない?
伝わる行動にきちんとできている?

これからも、自問自答し続けます。
大切だから。宝物だから。

⇒続きはこちら

  • 2009/09/08 19:40:26

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⇒自分の傲慢さに気付くことの大切さ

今のこの瞬間に120%の心をこめる【起業物語5】

起業してからしばらくは、孤独で反応がないショップ。新しいデザイン生み出しても、反応もない。

この形斬新!!他にないよ!!って鼻息荒く意気揚々と仕入れた大量のガラスカップが、フタをあけてみれば、品質がめちゃめちゃ(汗)返品不可で真っ青なんてこともあった。

勢いだけでは何もできないことを学んだ。最初の半年はトライしてはエラーばかり。提携先酒屋さん店頭や知り合いの口コミ、検索でポツポツ問い合わせや注文がある程度。

モチベーションあげるのに必死でした。
それでも、グチはいわなかった。
誰かに負けてもいいけど、自分には負けたくなかった。

メールの問い合わせ一つが宝物のように大切なもののように思えた。
(その思いは大きくなった今でも決して変わらない。)

星の数ほどあるネットショップがある現在、検索にも簡単にはひっかからない。それでも見つけてくれた。私の作った商品を大切な方への大切な記念日にプレゼントしたいと思ってくれ今目の前にいるお客様にひたすら全力投球した。徹底的に耳を傾けることに集中した。涙がでるほど嬉しかったんです
心からなんでもしたかった。

「還暦なので赤いラッピング用紙にして欲しいんですけど!」
「居酒屋なので暖簾のイラストにお店の名前書いてほしいですけどやってもらえませんか?」
「生まれ年の干支を入れてもらえませんか?」
「お父さんが鉄道会社に勤めているので、電車のイラスト入れて欲しいんですけど。。。」
「ドンペリに彫ってほしいんです!ラベルははがさないでください!箱付がいい。。」

etc・・・

時間がかかってもやりたかった。だから喜んでさせてもらった。本当に喜んでくれた。だからその後、了解をもらって、できることはショップに反映していった。

もっともっと一人でも多くの人に喜んでもらいたいと思ったから。その方法を考えた。声を聞いた。やり続けた。

気がつけば、ショップが加速度的に大きくなっていっているのに気付いた。
リピーターさんが増えていた。
いかに私が独りよがりで恥ずかしくなるほど空回りしていたのか、今ならとてもよくわかる。

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  • 2009/09/07 19:34:48

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自分の傲慢さに気付くことの大切さ【起業物語4】

私が本当に好きだったのは、、芸術作品を創るでも趣味を仕事にするでもなく、

「自分が作ったものを、たくさんの人に喜んでもらえること、感動してもらえること、その結果、感謝してもらえて自分もハッピーになること」

だったんです。

これってよく聞く言葉、言葉としては、とてもシンプルです。
でも誰もがもつ原点。

でも、この原点にかえってそれを徹底的に追求して、自分が今していることにおとしこむために全力で切磋琢磨する。

これをするには、がむしゃらなだけじゃだめ、好きなだけじゃだめ、今やっていることを信じながらも、今やっていることを客観的に知ることのほうがはるかに大切だと気付いたんです。

「自分が作ったものを、たくさんの人に喜んでもらえること、感動してもらえること、その結果、感謝してもらえて自分もハッピーになること」

途中でその行動がフラフラと迷走しそうになります。迷走しそうになっていることにも気付いていない。
がむしゃらになって走っていれば走っているときほど気付かない。

それでも向き合えば、自分目線と他者目線、それをつきつけられる。
自分が今までしてきたこと、していること、の大きな葛藤もうまれる。
今の自分を否定することにもつながる。

こんな作品、どこにもないですよ!絶対感動してもらえますよ!名前入りの世界に一つなんです、しかもそれだけではないんです!!

と自分では、自信満々でも、フツウに商品としてだしても反応がない。

それを本当に必要としている人がどこにいるか、わかっているようでわかっていなかった。
「見ればわかってもらえる」という傲慢さに気付く。自分では、一生懸命したことでも思ったような反応がないことではじめて、本当に気付く。

趣味が趣味でなくなる瞬間はこういうところにあるのかもしれません。

流れが大きく変わりはじめたのは、「自分の好きなものをつくる、趣味を仕事にする」ともっと根底にある自分の本当の願い、「自分が作ったもの、したことを、たくさんの人に喜んでもらえること、感動してもらえること、その結果、感謝してもらえて自分もハッピーになること」との協調ポイントはどこか、頭に汗をかいて、それにしっかり向き合った時からでした。

少しの反応、変化、そこをキャッチできるか、目をそらすかそらさないか、自分の枠を一度は壊せるか、壊せないか、この大きなポイントが次のステージにいける、いけないのわかれめになることをこの3年間で大きく学びました。

⇒続きはこちら

  • 2009/09/04 19:33:15

今起業してがんばっている人たち、そして一番にアトリエココロを愛してくれている大切なお客様たちに自分のこの3年間感じてきたことをお伝えし、そこから私の想いを、少しでも感じとってもらえれば嬉しいです。

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起業物語1 ⇒起業から3年経った今
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⇒起業してからの泥臭い日々を誇りに思える今とその理由

芸術作品を創りたいと思ったことは一度もない。だから今がある【起業物語3】

好きなことで起業する、だから成功する。
これって当っているようで、捉え方によってはとても怖い言葉だと思う。

特に私のように、手作りの作品や物を作っている方、それを販売したり、お客様へそれを使ってサービスをしたい、の起業は、大きな葛藤を生むのでは、と。

物を作るのが好き、それを売って食べていく

それだけでは難しいこと、経験者として思います。

では、私は好きなことで起業していないのか?!

いえ、めちゃめちゃ好きなことです。天職だと思っています。

でも、本当に今の仕事で食べていけるようになったのは、私が好きなことは、

芸術作品を創るでも趣味を仕事にするでもなかったからです。それに気付いたからです。

私が本当に好きだったのは・・・

⇒続きはこちら

  • 2009/09/01 19:29:51
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