畠山です。
アトリエココロには、毎日、大切な人の特別な記念日に、心に残る贈り物をしたい、とご相談のお電話がかかってきます。
2006年の秋に創業したアトリエココロは、創業から数年間は、私一人で対応させてもらっていました。
自宅の一室からスタートし、当時はご注文もそれほど多くなかったですが、私自身、この7年間、数えきれないほどの、サプライズギフトやお祝いやパーティーの演出に関するご相談をうけ、アドバイスさせてもらってきました。
そこで相談されることは本当にさまざまで、商品の納期や商品についてなどももちろん多いのですが、当ショップのサービスをお選びいただく前の段階での、プレゼントやその内容へのご相談もとても多いのです。
「父が還暦を迎えるので、家族みんなであげたいんですけど、日本酒って人気ありますか」
「名前入れてもらったワイン、レストランで出してもらって驚かせたいんです。ラッピングは箱だとかさばるから他のものがあればうれしいんですけど、、」
「花をシャンパンにつけたら綺麗ですか。プリザーブドとか、何か方法ありますか」
「上司が定年なので仲間であげるのにお酒がいいでしょうか。ペアのグラスのほうがいいかなという意見もでてるんですよ」
「遠距離の彼女に贈りたいのですが、贈り主を隠してもらいたいんです。開けたときにビックリ、みたいな感じにしたくて」
ご相談一つ一つに、その人だけの人生、ドラマがあります。
私は、人と人との良い関係を継続していくために、もっとも重要なのは「距離感」だと思っています。
彼氏、彼女の恋人との距離感
妻、夫との夫婦の距離感
片思いのあの人との距離感
父、母との両親との距離感
親戚との距離感
友達との距離感
同僚との距離感
恩師との距離感
上司との距離感
部下との距離感
ビジネス関係者との距離感
お互いが「この人とはこれくらいが心地よい」距離感は相手によってかわってきます。
(時には相思相愛ではないかもしれません。泣)
そしてそれは、時間の流れとともに、環境によって、相手によって、交流によって、その量と質、または相性によって、社会的な関係性によって、その時々で変化します。
当ショップのサービスや商品は、その距離感を一瞬で縮める、魔法のような特別なスパイスなのです。
- 2015/05/09 18:00:46