皆様からお寄せいただいた、「忘れられないサプライズ体験談」をご紹介しています
目から大粒の涙を流しながら「ありがとね」
親戚に男の子が生まれました。
その子とその親の為に、みんなでサプライズを考えたのです。
親戚の人が夫婦と赤ちゃんを外へ連れ出し、そのすきにみんなで夫婦の部屋を飾ります。
飾りは、みんなの手作りで作った飾りを付けました。
折り紙を買ってきて、それを縦長に切ります。
それを糊で端と端を留めて、丸い輪の形にするのです。
それに次の輪をはめていきます。
チェーンのようになったものを、部屋の天井やテーブル、壁にたくさん付けました。
ピンクやイエロー、水色やオレンジなどの色を使って、カラフルにしました。
更に、テーブルには可愛いピンク色のカバーを掛けました。
その上には、色々な料理を置きます。
料理は、その二人が子供の頃から好きだという料理ばかりを買ってきて、キレイな皿の上にのせました。
遠くから呼んだ親戚の人達が10人ほど集まり、隣の部屋に待機しておきます。
そこへ、夫婦と赤ちゃんが帰ってきました。
ドアを開ける音がして、みんなで息をのみます。
夫婦と赤ちゃんが中に入って来たと同時に、隣の部屋からみんなで勢いよくドアを開けて、同時に「おめでとう」と言いました。
いきなり隣の部屋から親戚やその二人の両親等が現れて、二人は驚いた顔をして立ち尽くしていました。
みんなで二人を囲み、「子供が生まれて良かったね」と声を掛けてあげました。
もう二人は呆然として、声も出ないほどでした。
少し時間が経つと、二人もようやく意味が分かってきて、笑顔になりました。
そして、目から大粒の涙を流しながら「ありがとね」とみんなに言っていました。
用意しておいた料理を置いたテーブルにも気がつかず、やっと見た時には
「わあ、気がつかなかった!あっ、私が大好物の料理だ!」
とまるで子供にかえったような騒ぎぶりでした。
みんなでよそってあげたら、がむしゃらに二人は食べていました。
そして、赤ちゃんの為のプレゼントをみんなから貰っていました。
子供用のおもちゃやベビーカー、アルバム等を見て、凄く喜んでいました。