畠山畠山

皆様からお寄せいただいた、「還暦祝いサプライズ体験談」をご紹介しています

母と一緒に「これはいいなあ」「お父さん似合うよ」と喜んでくれました

今年の2月、私の父は還暦を迎えました。
定年になったので退職するのかと思いきや、65歳までは仕事を続ける!と張り切っています。

今まで父の日はお花やお菓子を贈っていましたが、誕生日はメールで「おめでとう」と連絡するだけでした。

しかし、せっかくの還暦なので、サプライズでプレゼントを渡してお祝いしようと考えました。

その頃私は広島県に住んでいて、父は実家の福岡県に住んでいました。
私は結婚後に夫の転勤で広島に行ったのですが、自分たちの結婚式を九州で予定していたので、月に1回ほど結婚式の打合せがてら帰省していました。

そのため、「2月の父の誕生日も打合せがあるから、ついでに実家に泊まっていくよ」と連絡しました。

還暦祝いのプレゼントは何がいいだろうかと悩んだ結果、赤色の洋服を贈ろうと決めました。
赤色のちゃんちゃんこ、というのが還暦祝いの定番のようですが普段使わないだろうと思ったからです。

夫と一緒にデパートに行き、春先に着れるような赤色のシャツを購入しました。
夫も真剣に選んでくれたのが嬉しかったです。

そして誕生日当日になり、私は新幹線で福岡の実家に向かいました。
もちろんプレゼントも忘れずに。

実家に到着すると、父はまだ仕事から帰っていませんでした。
母は上機嫌で、今日はお父さんの誕生日だからご馳走にしたよと楽しそうにしていました。

食事の支度を手伝っていると父が帰宅し、その手には大きな箱に入った苺がありました。
会社の方から、還暦のお祝いにと赤い苺を頂いたそうです。

楽しい食事を終えた後、私はカバンからプレゼントを取り出し「はい」と父に渡しました。
本当は「還暦おめでとう」とか、「お仕事お疲れ様」とか言えばよかったのですが、なんだか照れてしまって普通に渡してしまいました。

父は目を丸くして、その後にこにこしながらプレゼントを開けていました。

中身の赤いシャツを見ると、母と一緒に「これはいいなあ」「お父さん似合うよ」と喜んでくれました。

実はその2週間ほど前に母も誕生日だったので、母には健康サンダルを贈りました。

来年は母が還暦になるので、なにかまたサプライズプレゼントをしたいなあと考えています。

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