畠山畠山

皆様からお寄せいただいた、「還暦祝いサプライズ体験談」をご紹介しています

父の咳を合図にいっせいに正体を明かす

先日還暦を迎えた伯父にサプライズのお祝いをしました。
私の親戚は家も近く、父兄弟の仲がとてもよいこともあり、比較的頻繁に顔を合わせる間柄です。
正月やお盆、冠婚葬祭で集まる以外にも日帰りで旅行に行ったり、カラオケや食事はごく普通にしています。
ことあるごとに周りに珍しがられる程の、つながりの深さは自慢でもあります。

そんな折、伯父が還暦を迎えたのと同時に希望退職をすることになり、親戚一同どんなお祝いをしようかと色々と考えました。
父と伯父は特に仲が良いので、父を中心にサプライズの旅行計画が立てられました。

参加者は伯父夫婦と私の家族、祖母でした。
高齢の祖母の体調に合わせて、指定席の列車の旅というプランでした。
どういったサプライズを用意するか、根っからの真面目人間の父は、相当頭をなやませていたようです。
旅行のプラン自体をサプライズにするか、サプライズのあるプレゼントを用意するか、親戚一同で出し物をするか・・・。

何だか人に話すのは恥ずかしいのですが、子供のようにワクワクしながら旅行の日を迎えました。
結局サプライズにしたのは“参加者”です。

伯父夫婦ふたりだけの旅行だと思っていたら、途中で他の親戚が登場する、というものです。
(本当に夫婦ふたりだけが良かったとしたら、申し訳ないですが・・・)

列車が指定席だったので、伯父夫婦の席の囲むように前後と通路を挟んだ隣の席に、その他の親戚の席を取りました。
それぞれ伯父に気付かれないように、変装したり、寝たふりをして顔を隠したりして座りました。

父の咳を合図にいっせいに正体を明かすという手はずにしました。
幸いにも指定席は空席が多く、心配していた周りの乗客への迷惑も最小限に抑えられたと思います。

もちろん赤いものもプレゼントとして用意しました。
列車の中で赤いチャンチャンコならぬ、赤いセーターをプレゼントし、それを着て旅行を楽しみました。

サプライズは大成功して、ここ最近で一番の伯父の笑顔を見られました。

生まれ年ワインを購入できるお店はこちら