畠山畠山

皆様からお寄せいただいた、「結婚披露宴、二次会パーティーのサプライズ体験談」をご紹介しています

全て放送してしまうと2時間を超えるので、帰って泣きながら見てください

私が招待された会社の先輩の結婚式での出来事です。
私は当日受付を任されていたので、事前の準備から知っていたのですが、新郎と新婦の友人が募り、こっそりと友人一同という形でサプライズプレゼントを計画していました。

受付の担当だった私と同僚、さらに二次会の司会者は事前に打ち合わせを何度も重ね、計画に協力することになりました。
サプライズの内容というのは、その式に参加した全ての人からビデオコメントとアルバムにメッセージをもらうことでした。

式の当日、担当していた人たちは挙式の開始直前から作業に負われて大変だった様ですが、新郎新婦に気付かれることなく、無事にリストにあがっていた出席者すべてのコメントをビデオにおさめることが出来ました。
アルバムは舞台美術を仕事にされていた方が作成したと聞きましたが、色々な写真がクラフトされた、とても見応えのある素晴らしいアルバムに出来上がっていて、最後のページが友人からの祝福の言葉でびっしり埋まっていました。

二次会が始まり、いよいよ司会者が主役の二人との段取りでは予定されてなかったサプライズコーナーをアナウンスしたところで会場は暗転。
主役のお二人はとても驚いた様子でした。
そして作成された映像が流れ始めました。
二人の写真や映像を面白おかしくアレンジした思い出映像の後に、出席した参加者からの一言メッセージが流れました。

新婦様は目に涙を浮かべながらご覧になっていました。
コメントの途中で「全て放送してしまうと2時間を超えるので、帰って泣きながら見てください」という司会者の一言でゲストが爆笑する中で映像は中止され、温かい拍手の中、お二人はとても嬉しそうに映像DVDとアルバムを受け取っていました。

協力し、関わった方はおよそ200人弱くらいだと思います。
担当されていたご友人は、それはそれは大変な作業で、式当日も完成が見えるまでは気が気ではなかったんじゃないかと思います。

しかしそんなふうに結婚を祝福してくれる素晴らしいご友人がいることに、先輩の人徳を感じましたし、私も心からお二人に祝福を送りました。

生まれ年ワインを購入できるお店はこちら