畠山畠山

皆様からお寄せいただいた、「結婚披露宴、二次会パーティーのサプライズ体験談」をご紹介しています

人前で泣くのは避けていましたが、どうにも止まりませんでした

結婚式はやらなくてもよいと思っていましたが、そんな事もありませんでした。
それは父が披露宴に出席してくれたからです。

父は結婚に反対な意見でした。
もう十分大人だし、母親は勝手にしちゃえばいいのよ、なんて言っていたので、別に納得してくれなくていいとばかりに結婚しました。
当然式には出席してくれない事を、わざわざ電話で言われました。
もういいからと諦めていましたね。
その時は絶対来るなと言う想いの方が強かったですかね。

しかし、披露宴の場で、この人が来てくれていますと、司会の人が紹介してくれたのは父でした。
絶対に来ないと思っていたので、はじめは誰かよくわかりませんでしたね。
そこで挨拶をしてくれて、反対していたが納得する事にしたと言われました。

なんで来てくれたのかは疑問でしたが、素直に祝福してくれたことには感動出来ました。

人前で泣くのは避けていましたが、どうにも止まりませんでしたね。

式が終わった後に母親に聞いたのですが、どうも友達が説得してくれたようでした。
父親が来ないのは寂しいと、私の知らない所で家に行っていました。

初対面だったと思うのですが、何度も家に行って、お願いしますと頼んでいたそうです。
その友達は、父が出席してはくれないと今まで話していた人でした。

さすがに諦めたのか納得する事を決めた後に、サプライズという事で、ココまで来たら最後まで行かないと言い張って、披露宴で出ませんか?というのも友達に言われたそうです。
折角出るんだから泣かせてやる、との発言には恥ずかしがり屋の父の性格が出ていたように思います。
その話を聞いた時は2重に感動しましたね。

本人に言ったら、全く知らないと完全にバレタ?という表情で誤魔化されましたが、感謝しています。

それがあってから、父は結婚に関して何も言わなくなりました。
旦那とも仲良くやっています。

結婚してからうだうだ言われても、もうどうしようも無いですが、それでも仲が悪いよりは断然いいですよね。
私の結婚式で考えてくれたサプライズは、後々まで続いていく有り難いモノでした。

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