畠山畠山

皆様からお寄せいただいた、「ワインに関する感動ストーリー」をご紹介しています

はじめまして。
私はお酒が大好きな間もなく50才になる男です。

酒好きと言いましても、量的にはビールの大瓶2本を毎日欠かさずに飲むくらいですが、たまに外食したりする時は、ビールのほかにウイスキーやカクテルを飲むことがあります。

家内は、ビール350mlを一本、それから赤ワイン2~3杯をほぼ毎晩晩酌しています。

ちなみに、家内が飲むワインは500円前後の安物です。

ワインバーでの出会い

私ども夫婦は食べ歩きがとても好きで月に2~3回外食をしているのですが、ある時なんとなくスマホで近場のバーを検索したところ、ワインにとても詳しい方が経営されているバーを見つけたので、家内と一緒に行ってみることにしました。

店内の照明は少し暗い感じで、内装は全体が木の作りで温かみがあり、オシャレで素敵で、まさに私ども夫婦の好みのバーだったわけです。

私も家内もそのバーが気に入り、ちょくちょく通うようになりました。

その日もいつものようにカウンターに座ってマスターとの会話を楽しみながら、オススメのワインを飲んでいましたら、紳士的な方がひとりで来店され、私の隣の椅子を一つ空けて座られました。

こんな感じで飲んでますと、先ほど来店された紳士の方と自然と会話をするようになったのです。

お話しする中でびっくりした事に、その紳士的な方はなんと、お医者様だったのです。

しかも心臓専門の外科医で、完全に凡人の私とは釣り合いが取れないくらいの凄い方でしたが、自分をひけらかす訳でもなく、気さくに話して下さり、また、こちらの話も静かに聞いて下さるとても優しい方でした。

その後も、そのバーで何度か会う事があり、最初の頃と比べると会話もずいぶんと弾むようになって、ついに我が家でワイン会をするまでになったのです。

当日私ども夫婦はおつまみを担当し、先生がワインを持参されたのですが、持って来られたワインは全部で5本。
これを家内を含め3人で全て空けてしまいました。

この時の、勇気を出し先生にワインの購入金額を訪ねたところ、一本3000円くらいとおっしゃったので、思わず私が、

「もっと高いワインを飲まれていると思っていました。」

というと、先生は、

「そんな事ないよ!いつもこれくらいのを飲んでます。」

と笑いながらおっしゃっていました。

とても楽しいひと時でした。

先生とのワイン会は、今のところその一回きりですが、また機会があればと思っています。

私ども夫婦はワインは詳しくはありませんが、ワインをきっかけに素晴らしい出会いがありました。
嫁さんがワイン好きでよかったです。(安物ワインですが・・・)

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