ヴィンテージって?
本来は、ぶどうの収穫から瓶詰めされるまでのワイン造りの工程を指す言葉でした。 そこから、同一年に一定の区域から収穫されたぶどうのみを使って醸造されるワイン、また、そのワインに使われたぶどうの収穫年を指すようになりました。 現在ではさらに意味が派生し、「良い年、時代」に生産され、長い年月を掛けて今も残る「年代物」という意味でも使用されます。
ヴィンテージワインの何が良いの?
ヴィンテージワインの良さは希少性などではなく、その味わいにあります。
ワインは瓶の中でも熟成し、年月を経ることでワインはより複雑で奥行のある香り、味わいへと変化しています。
果実香に加えて、香辛料、皮製品、葉巻などより複雑な香がたち、若いころは強かった酸味、渋味が落着き、まろやかでソフトな味わいに。
まるで人間が成長するように、ワインもその瓶の中で成長を続けているのです。
あなたと同じ年月を経て成長したワインの味を、どうぞお楽しみください。