畠山畠山

皆様からお寄せいただいた、「夫へのサプライズアイデア」をご紹介しています

『30歳』という節目をどうお祝いしようか・・・
私は夫の誕生日を目前にして、とても悩んでいました。

どうしても盛大にお祝いしたかった節目の誕生日

29歳でも31歳でもなく『30歳』、節目である年齢、また父親になって初めての誕生日。

何か特別なお祝いをしてあげたいと思っていました。

ただ難題が1つ。

私は出産したばかり、産後2週間で夫の誕生日がやってきます。

はじめの1週間は入院中ですし、退院したとしても産後の体ではとても外に出ることは叶わず、自分の足でプレゼントを選びに行くことは不可能でした。

産前にプレゼントは用意してありましたが、子どもがいない夫婦二人っきりの時のようにゆっくりディナーを食べに行くこともできません。

何とかして、自宅で祝う誕生日を盛り上げたかったのです。

そこで思いついたのが、「生まれ年ワインをプレゼントする」ことでした。

私達夫婦はお酒が好きで、ディナーでもワインをボトルで頼むことが多かったからです。

30年物のワイン、一体どんな味がするのだろう・・・

もちろん私は授乳中で飲めないのですが、夫が味わう姿を想像して決意しました。

今はネットで何でも揃う時代です。

私はすぐに30年物のワインを探しに取り掛かりました。

第1級品ともなると20万近くするものもあり気が引けましたが、第3級まで格を下げると15000円程度からあり、やっと手を伸ばせる金額に。

ソムリエの口コミを見て、第3級の赤ワイン「シャトーボイド カントナック」を購入しました。

赤ワインにした理由は、ホームディナーを作ろうと考えたからです。

ちょっとした前菜やスープ、ガーリックライス・・・

そしてメインには国産和牛の友三角という部位を使ってステーキを焼きました。

お肉に合うのはやはり赤ワインだなと思い、こちらにしたのです。

夫の誕生日当日、夫はまさか産後の体でこんなふうに盛大なお祝いをしてくれるなんて・・・と、とても喜んでくれました。

本当はじっくり味わってほしかったのですが、子どもが泣いたりして2人で苦笑いしながらあやし、それでも嬉しそうに生まれ年のワインを飲んでくれました。

バタバタしながら祝ったあの日の誕生日は、これから先の育児に追われる生活を彷彿とさせていたなと今では思います。

とてもよい思い出です。

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