ワインはいつ頃から作られているものなのでしょうか。

ピラミッド

紀元前4000年頃の古代エジプトの壁画にワイン造りの工程が描かれていたり、紀元前2000年頃の「ギルガメッシュ叙事詩」にはワインを飲んでいたという記述があるなど、ワインの歴史はかなり古くから始まります。

今でこそ、ワインと言えばフランスやイタリアなどが有名ですが、ヨーロッパにワインが伝わったのは中世の頃。
キリスト教の布教とともに、各地に広まりました。

最後の晩餐

「パンはわが肉、ワインはわが血」という最後の晩餐の場面を知っている人も多いのではないでしょうか。

さらに、ワインが世界中に広まったのは17世紀~18世紀の大航海時代。

ガレオン船

この時の船には飲料水として、長期保存の可能なワインやラムなどのアルコール飲料が積まれていました。
また、着いた先でもワインを作るためにブドウの苗木が積まれており、アメリカ、アフリカ、オーストラリアなどにもブドウとワインの製法が伝わることとなりました。

そして、日本でワインの製造が始まるのは1874年(明治7年)頃。
当時の日本人の嗜好には合わなかったためかあまり人気ありませんでしたが、第二次世界大戦後に食生活が洋食化するに伴いワインの醸造量も激増し、 現在では北海道の「十勝ワイン」、山梨の「甲州ワイン」兵庫の「神戸ワイン」などなど日本各地で生産されています。

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