名入れ生まれ年ワインの贈り物

社交辞令じゃなかった!取引先の部長さんに教わった美味しいワイン

畠山

皆様からお寄せいただいた、「ワインに関する感動ストーリー」をご紹介しています

私の職業は営業です。

お客様から注文をいただくためなら、お酒だって飲みに行きますし、ゴルフだって行きます。

取引先の部長さんとの約束

私の会社がメーカーであるという事もあって、お客様の接待を兼ねて工場見学なんて事もよくあることです。

本社は東京にありますが、工場は東北にあります。

お客様をお連れするときは、大抵一泊します。

前乗りして接待してから見学、またその逆もあります。

東京の洒落た飲み屋で接待するのと違い、東北ですのでやはり魚系統が多いですね。

私も、地物で新鮮な魚を刺身で食べるのは、接待出張の楽しみでもあります。

なんたって会社経費ですから。

何度も行くようになってくると、その地方で美味しいものがどこで食べられるかもだいたいわかってきます。

その日は干物がうまいと言われている飲み屋にお客様と行くことになりました。

お相手は有名な会社の部長さんでした。

部長さんも私も日本酒が大好きです。

お酒の話にも花が咲き、いい雰囲気で時間は過ぎていきました。

話はつまみの話からいろいろなお酒の話など多岐にわたります。

突然、部長さんから、

「ワインは好きですか?」

と聞かれました。

実は私、ワインがあまり得意ではなかったのです。

そんなにお金もありませんし、ワインが合う雰囲気の店より居酒屋専門です。

正直にそう伝えると、ならば今度はうまいワインをご馳走するとおっしゃるではないですか。

私は営業、それもお酒の席での接待中です。

普通、社交辞令ですよね。

”本当ですか?期待してお待ちしております。”

と返答しました。

そういった地方出張を月に2~3回行っていたので、私自身ワインの約束をすっかり忘れていました。

2か月程経った頃、その部長さんから突然電話がかかって来ました。

クレームかな?とドキッとしましたが、電話に出てみると・・・

なんと、あの時約束したワインの誘いではありませんか。

仕事柄、お誘いする事はよくありますが、誘われるのはあまりありません。

喜んで伺いました。

連れて行っていただいたお店は、いつも行く居酒屋ではありません。

つまみも雰囲気も別物です。

そんな中で飲むワイン。

すごくおいしかったです。

なにより私のようなこんな小物との約束を覚えていてくださったお客様に感動してしまいました。

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