畠山畠山

皆様からお寄せいただいた、「20歳の成人祝いサプライズ体験談」をご紹介しています

配達時間指定の宅急便を送っているから急いで家に帰って!

何回も誕生日を迎え、たくさんお祝いをしてもらっていますが、私には忘れられない誕生日があります。

それは20歳の誕生日。

まだ主人とも出会う前のことなので、主人にも内緒の私だけの思い出のサプライズ誕生日です。

私の20歳の誕生日は平日でした。

私は専門学校を卒業し、地元で就職したて。
その時に付き合っていた彼は地元を離れ、県外の大学院に通っていました。
遠距離でした。

彼は毎日忙しそうに研究とレポートに追われていて、私は慣れない仕事で一生懸命でした。

なので私たちは普段からほとんど会うことはできませんでした。

20歳の誕生日の日も仕事が終わって携帯を覗くと「忙しくて会いに行くのはムリ。ゴメンね」とメールが来ていました。

寂しいとは思いながらも遠距離だし、お互い忙しいし、仕方がないと一人帰る準備をしていました。

するとまた彼からメールが。

配達時間指定の宅急便を送っているから、急いで家に帰って!という内容でした。

私はプレゼントを送ってくれたんだ!と彼が会いに来てくれないさびしさを誤魔化しながら急いで帰りました。

しかし、待っても待っても宅急便は届かず。

どういうこと?と思っていると、家のチャイムが鳴りました。

急いで出ると、そこに・・・

彼が立っていたのです!

はい。プレゼントと小さな箱と一緒に。

私は突然のことでビックリしすぎて意味がわからず、ぼーと立っていました。

すると彼が「誕生日おめでとう」と優しく抱きしめてくれたのです。

抱きしめられた途端、今起きていることが理解できました。

私の為に忙しい中来てくれたんだと感動で涙があふれました。

止まらないぐらいドンドンと出てきました。

そして彼は小さな箱をくれました。

その箱の中には指輪が。

そして彼の指にもお揃いの指輪がついていました。

いつかお揃いの指輪をつけたいな~と言っていた私の言葉を覚えてくれていたんだとまたまた感動。
大泣きしてしまったことを覚えています。

彼はケーキを食べた後にすぐに帰ってしまいましたが、本当に感動した最高のサプライズ誕生日でした。

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