畠山畠山

皆様からお寄せいただいた、「ワインに関する感動ストーリー」をご紹介しています

これまでの人生、節目節目でいろんな贈り物を頂いてきました。

誕生日、クリスマス、お歳暮、お中元・・。

ここ日本では、贈り物をするためのイベントや文化が数多く存在しており、日頃から親しくしている方たちとの親睦をさらに深めることが出来ます。

贈り物と一緒に日頃の感謝の気持ちを伝えれば、お互いの関係性がより一層良好なものになるというものです。

こういった贈り物の習慣が、人類史上、一体いつごろから定着したのか知る由もありませんが、ある意味では人間として生まれてきた以上当然の欲求だと言えるのかもしれませんね。

地球上を見渡してみても、感謝の気持ちを伝えるために贈り物をする動物というのは人間以外にはいないんじゃないかな。

動物の場合には、求愛や群れのリーダーへの貢物としての意味合いが強く、真の意味での贈り物とは言えません。

とまあ、このように、贈り物というのは私たち人間にとってとても大切な要素なわけですが、今まで頂いてきた贈り物の中で特に印象深いものがあります。

思わず涙を流してしまった贈り物

それは、ワインなのですが・・・

このワイン、実は粋なサプライズが備わっていまして、なんと私の誕生年に製造されたワインだったのです。

これには、普段贈り物で泣く事のない私ですが、自然と涙がこぼれてきましたよ。

だって、誕生年と同じワインですよ。

なんて素敵なんでしょう。

誕生年に製造された品物というのは、ワインの他にもたくさんあると思いますが、多くの場合中古品としての性質が備わってしまっています。

一方でワインの場合には、長年ストックされてきた新品ですからね。

私と同じ年月を経てきた、何というか私そのものなのです。

ちなみにですが、このワイン。

頂いてから10年ほどが経過しましたが、未だに飲んでおりません。

これを飲むのは、自分にとってとても重要な節目になるはずで、おそらくは、相当先のことになるでしょう。

その時が来るまでは、自宅で丁寧に保管し、ワインの状態、更には私の気持ちも含めて、最高のコンディションで開けたいと思います。

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